目元というのは、人が一番初めに目がいくところではないでしょうか。
目元にたるみが出てくると、ほうれい線と同じように見た目が一気に老け込んでしまいます。
特に、下まぶたのたるみは気になりますよね。
このたるみの原因は何なのでしょうか?
どうすれば解消できるのでしょうか。
下まぶたのたるみの原因は?
目元のたるみは、基本的にはシワやほうれい線と同じくコラーゲンやヒアルロン酸の減少といった老化現象が原因です。
そして、その中でも大まかに分けると2種類に分類されるようです。
- 表皮を支えている真皮がへたってしまう
- 目の下が膨らむ
まぶたの下も、お肌と同様に表皮の下にある真皮にコラーゲンやヒアルロン酸が蓄えてあります。
それによって表皮が支えられることで、ハリや弾力のあるお肌を保っています。
しかし、年齢や間違ったスキンケアによってこれらが減少してしまうことによって、凹みが出来てしまうんです。
すると同時に、その上にある表皮にも影響が及び、段々とたるんできてしまうのです。
目元というのは皮膚が薄い部分なので、これが特に目立ちやすくなってしまいます。
さらに目の周りの筋肉が衰えることで、下へ下へと垂れてきてしまいます。
眼球を支えている靭帯が緩むと、下まぶたの皮膚や眼輪筋も緩んでしまいます。
そして奥にある脂肪が支えられなくなることにより、目の周りの脂肪に眼球の重さが加わってしまいます。
それによって脂肪が前へと押し出され、目の下が膨らんできます。
クマが目立ってしまう…という人も、これが原因です。
老化によって顔全体がたるんでくると、さらに目立ってきます。
ただしこちらは個人差があり、出やすい人・出にくい人がいるようです。
下まぶたのたるみを解消するには?
下まぶたのたるみの主な原因は、皮膚の下のコラーゲンやヒアルロン酸といった潤いが不足してしまうことと、目の周りの筋肉が衰えてしまうことだと分かりましたね。
では、どうすれば解消できるのでしょうか。
そのは、目の周りのエクササイズを行なうことです。
体の筋肉も、適度な運動をしなければどんどん衰えてしまって、ボディラインのたるみなどの原因になってしまいますよね。
それと同じで、目の周りの筋肉も適度に動かさなければたるんでしまいます。
目の周りにある筋肉というのは特に弱いので、意識的に動かすことによって眼球を支える筋肉が発達します。
・目を閉じて眉毛を上に引き上げ、5秒キープする
・ゆっくりと戻す×5
・目を思いっきり見開く
・下まぶたを上に持ち上げるイメージで目を閉じ、更に5秒キープする
・目をぎゅーっと強めに閉じて5秒キープする×3
たったのこれだけです。
お風呂の中や、スキンケアの後など、血行が良くなっているときに行なうとさらに効果が期待出来ると思います。
下まぶたのたるみの予防方法は?
たるみができないように予防する方法をご紹介します。
それは、真皮のコラーゲンに水分補給してあげることです。
表皮を支えているコラーゲン組織の水分量が減る事も、たるみの原因となってしまいます。
たるみのないハリや弾力のあるお肌を保つためには、表面だけでなく真皮のコラーゲン組織に水分を補給してあげることが大切です。
保湿クリームやサプリメント、イオン導入器などが効果的です。
家庭用のイオン導入器には、イオン導出機能もついているものがほとんどなので、肌の老廃物や化粧の残りなどを導出し、そこに導入することでさらなる効果が期待出来ますよ。
家庭用の美顔器を使ってみてください。
まとめ
下まぶたのたるみは顔の印象を変えてしまうので、できるかぎりのことをして、解消と予防をしたいですね。
美顔器は家庭でエステのようなイオン導入・導出ができる高機能のものが売られているので、使ってみるといいですよ。
家庭用でもきちんと効果は出ます。