夏休みの自由研究、テーマをどうしたらいいか親御さんも悩みますよね。
あくまでも子供が主体とはいえ、低学年のお子さんは親のサポートは欠かせません。
低学年ではまだ読み書きや壮大な調べものなどもままならないため、一番取り組みやすいのは工作でしょう。
なかでも、特別な材料や器具がいらなくてハサミやカッターなども使わない、押し花はおすすめです。
この記事では、低学年の自由研究にぴったりの押し花の作り方と作品のまとめ方についてお伝えします。
自由研究工作 低学年におすすめの押し花
夏は、色彩鮮やかな花がたくさん咲く季節でもありますね。
また、学校の生活科や理科の学習で、植物の観察をした人も多くいるでしょう。
それらの花で押し花を作って、夏らしい作品を作ってみましょう。
アイディア次第で、オリジナリティたっぷりの素敵な作品ができますよ。
●このような人におすすめ
花や草木など植物が好きな人や、家の近くにたくさん花や草木がある人におススメです。
●押し花に必要な材料
半紙、新聞紙、おもしになる厚い辞書や雑誌、好みの花や花びら・葉・茎など
●必要な日数
一週間くらい
押し花の作り方 自由研究のために
好みの花や花びら・葉・茎などを採集します。
押し花にしやすい花は、7分咲きくらいの花です。
雨が降った後などは、花などが濡れているので避けた方がいいですね。
採集した花などが濡れているときは、水分をしっかりと拭き取りましょう。
次に、二つ折りにした半紙の上に、採集した花や花びら・葉・茎を重ならないように間隔をあけて並べ、半紙を閉じ、新聞紙にはさみます。
採集したらすぐにしてしまわないと、花がしんなりしてしまったり、色が変わってしまうことがあるので、できるだけすぐにしましょう。
その上に厚い辞書や雑誌などを積み重ねて押します。
二日後に開けてみて、半紙が湿っていたら、新しい半紙と新聞紙にかえ、さらに二日くらい押します。
半紙を開けて、半紙の上の花などが半紙につかず、少し揺らすとさらさらと動く状態であれば出来上がりです。
まだ半紙が湿っていたり、半紙につくようであれば、新しい半紙と新聞紙にかえ、さらに二日くらい押します(以降同じように繰り返します)。
余分にできた押し花は、乾燥剤を入れた密閉容器に入れておくといいですよ。
採集した花の種類や大きさなどによっては、押し花が出来上がるのに1週間くらいかかることもあります。
計画には余裕を持って取り組むといいでしょう。
押し花の作り方 簡単で子供むけの作品は?
出来上がった押し花を使って、好きな形を作って、はがきやうちわに貼ると、「押し花のはがき」や「押し花のうちわ」ができます。
はがきやうちわは、実用的でいいですね。
作り方は、まず、はがきやうちわの上に、押し花を仮に置いてバランスを見ます。
置く位置が決まったら、押し花の先に、ピンセットなどで木工用ボンドを少しつけて貼ります。
茎などの細かいものは、ようじの先を利用するといいですね。
出来上がったら、上から市販の押し花シートをはると、押し花がはがれません。
押し花保護フィルム
http://item.rakuten.co.jp/yumetairiku/fb1004/
100均で売っているラミネートフィルムも使えます。
まとめ
どこか懐かしい雰囲気のする押し花は、あたたかみがあって素朴な魅力がありますよね。
最近はハンドメイド好きのママさんたちの間でも押し花は再評価されているんですよ。
押し花でかわいいネイルやスマホケース、しおりなんかも作れます。
可愛くてママの方が夢中になってしまうかもしれません。
ぜひお子さんに一緒に作ろう!と誘ってみてください。