節分に恵方巻きを食卓に出すご家庭は多いのではないでしょうか?
大きな太巻きをメインにするとしたら、サイドメニューはどうしよう?
と悩むこともあると思います。
西日本では鰯を食べて、関東ではけんちん汁を、四国ではこんにゃくの煮物を出すと言われています。
なんと、蕎麦を食べる地域もあるそうです。
地域によってさまざまな風習のあるメニューをヒントに、恵方巻きにバッチリ合う献立をご紹介します。
節分 恵方巻きに合う献立は?
恵方巻きは、寿司なので、和食のジャンルに入ると考えます。
サイドメニューも和食にすると、全体的にまとまりが出ます。
一汁三菜というように、ごはん、汁物、主菜(メインのおかず)と2つの副菜(サブのおかず)にするとバランスが取れると言われていますが、恵方巻きはごはんと主菜の両方に当てはまります。
恵方巻きは1本丸ごと食べて結構お腹にたまるので、汁物とおかずを2品までに止めておくとよいかもしれません。
砂糖や油を多く使ってカロリーも高めなので、おかずは甘みが少なくできるだけ油を控えた料理にした方がよいでしょう。
節分の献立 汁物はどうする?
関東地方ではけんちん汁を食べる風習があるところもあります。
もともと冬のお祭りの行事食として親しまれているものの名残と言われています。
同様に豚汁を出しているところも多いです。
いずれの汁物も、れんこん、ごぼう、だいこんなど冬が旬の根菜がふんだんに使われていて、体をほっこり温める効果があります。
野菜が不足しがちな恵方巻きをカバーするメニューとして、具だくさんな汁物は相性抜群ですよ。
節分の献立 いわしも食卓に?
西日本では、いわしを出すご家庭も多いようです。
その理由は、柊の小枝と焼いた鰯の頭を玄関に置いたものを玄関に飾る『柊鰯(ひいらぎいわし)』に由来するものから来ています。
柊の棘で鬼の目を刺して魔除けにすることと鰯を焼いた煙の臭いで邪気を追い払うという意味が込められています。
『柊鰯』にちなんで健康と無病息災を祈るということで、いわしはぴったりですよ。
いわしは栄養価が高い魚ですので、この機会に活用して損はないですね。
恵方巻きが甘みがあり、こってりしているので、いわしのおすすめの調理法は塩焼きにしてシンプルに仕上げること。
ハーブ塩や梅塩、レモン塩など塩にこだわってみるのもよいですね。
まとめ
いかがでしたか?
地域ならではの風習をヒントに、恵方巻きに合う献立をご紹介しました。
節分の献立に悩んでいる方に参考にしてもらえるとうれしいです。
地域によって慣わしがあるところもありますが、どこの地域に住んでていても、献立として出すのには問題はないですよ。
自分やご家族の嗜好も考えて、メニューを決めてくださいね。