お正月の門松に、葉牡丹が使われているのをよく見かけます。
大きな葉牡丹はなかなか見事ですよね。
縁起物の門松に、葉牡丹が使われるのはなぜなのでしょうか。
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冒頭文
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門松の葉牡丹の意味は?
門松に使われている植物にはそれぞれ意味があり、もちろん葉牡丹にも意味があります。
葉牡丹には「吉事が重なる」という意味があります。
幾重にも葉が重なっている様子から、そのように言われているのです。
ほかの植物の意味もご紹介しておきますね。
門松に使われる松、竹、千両、南天には次のような意味があります。
- 松
- 竹
- 千両
- 南天
葉牡丹の寄せ植えはお正月にぴったり
門松だけでなく、お正月の寄せ植えやアレンジメントにも葉牡丹がよく使われていますね。
葉牡丹は11月から2月に丁度見ごろを迎えますので、お正月の時期にぴったりなのです。
葉牡丹がお正月の花に選ばれている理由として、牡丹の花に似ているからという言われもあるようです。
牡丹の花も旬は冬の時期になります。
昔はお正月に牡丹の花を飾っていたそうなのですが、牡丹よりもリーズナブルに入手出来て丈夫な葉牡丹が人気となり、広く普及したという背景があります。
もともと、葉牡丹は江戸時代の日本で改良された植物です。
ヨーロッパから渡ってきたキャベツを改良して作られ、当初は牡丹菜という名前で呼ばれていたそうです。
その当時から、高価な寒牡丹の代わりとしてお正月に飾られていたそうです。
葉牡丹のお正月アレンジ
この頃は大きな葉牡丹だけでなくミニ葉牡丹のような可愛らしい種類も出てきて、寄せ植えやアレンジメント、変わったところではリースなどにも葉牡丹が使われるようになりました。
小さな葉牡丹は大きなものとはまた違った風情で、上品で可愛らしく、お正月のアレンジメントにぴったりだと思います。
門松に葉牡丹が使われる意味を知っていると、お正月の寄せ植えやアレンジにも特別な意味を感じられて、気持ちも盛り上がりますね。
まとめ
花の少ない冬の時期に目を楽しませてくれる、葉牡丹。
江戸時代から日本にあった植物だとは意外でした。
大きな葉牡丹は冬の花壇には見事なんですが、キャベツのようであまり好まない人もいると思います。
でも小さな葉牡丹のアレンジメントはなかなか上品で素敵です。
意味を知っていることで楽しみ方も奥深くなりますよね。
ぜひ、門松やお正月のアレンジで葉牡丹をお楽しみください。