換気扇の掃除 洗剤は市販でもOK？重曹でつけおき？業者にたのむと？

いよいよ大掃除の時期がやってきました。

大掃除と言うと一番に連想するのが台所の換気扇。

日ごろからお掃除している方にとってはさほど苦にならない作業ですが、半年、1年、いやそれ以上手をつけてない…という方も中にはいらっしゃるのでは？？

あけてびっくり！ギドギドのヘドロ状態…さぁ、どうする？？

換気扇の掃除 洗剤は市販でもOK？

お宅の換気扇はどのタイプですか？

レンジフードタイプ？それとも壁面取り付け・プロペラ型？

換気扇のタイプによって掃除アイテムが違ってきます。

今回はレンジフードタイプの換気扇の掃除方法です。

《洗剤について》
さて、本題の洗剤なのですが、そこで効果的な洗剤は…やはり、市販されている換気扇専用の洗剤がいいのでしょうか？

各メーカーから換気扇レンジクリーナーやレンジまわり洗剤などのネーミングで出てますよね？

それを使っても勿論いいのですが、実は今お使いの市販の食器洗い洗剤を使っても効果はあまり変わりません。

現在の洗剤は油汚れに強いものも出ています。

そのシリーズの洗剤であれば、換気扇専用の洗剤と同様の効果を発揮しますので、特別に買い足す必要はないでしょう。

換気扇の掃除は重曹でつけおき？

しかし、エコの観点からいけば、オススメなのは重曹です。

重曹とは、膨らし粉やコンニャクの凝固剤などに使われており、胃腸薬の成分としても昔から重宝されています。

化学名は炭酸水素ナトリウム（重炭酸ソーダ）といいます。

これが、とてつもなく便利な代物でして、一度使った人はもう病みつきになるくらいすごい

「万能洗剤」

です。

今回は換気扇掃除ということでご紹介しましょう。

（いろいろな使い方、こんな使い方もあるんだ！という驚きの重曹活用法はまたの機会にご紹介いたします）

重曹は弱アルカリ性、これは換気扇クリーナーと同じ性質です。

なので、油汚れに効果を発揮するのです。

重曹は油と混ざることによって「親水性」と「親油性」を併せもった石鹸に変化します。

それはどういうことかといいますと、油汚れは「酸性」、アルカリ性の重曹がそれを中和しながら油を取り除いていくというわけです。

なので、換気扇をつけおきする場合は重曹が効果的です。

但し、重曹にも欠点があります。

それは乾いたときに白く粉をふいてしまうこと。

重曹水を作ってスプレーボトルに入れ、スプレーして拭きあげたとき、きれいな状態だったのが、時間が経って乾いてくると白い粉がふいてることがあります。

何度か拭きあげが必要となってきます。

さて、その際に更に効果的なのが「セスキ炭酸ソーダ（アルカリウォッシュ）」というものがあります。

重曹よりも水に溶けやすく油汚れにも効果を発揮してくれ、しかも手荒れしにくいという優れもの。

これは、換気扇の外側（取り外して洗えない部分）を掃除するときに水とアルカリウォッシュを混ぜてスプレーすればキレイに落とせ、乾いても白く粉を吹くことはないので、非常に便利です。

つくり方は簡単。500ccの水道水に小さじ1（5g）のアルカリウォッシュを入れて混ぜスプレーボトルに詰め替えるだけ。

もちろん、換気扇のつけおきに使用してもOK。

暫く放置して洗うと汚れがするするとれて、苦だった換気扇掃除も難なくこなせることでしょう。

換気扇の掃除を業者にたのむと？

それでも、時間がないし、手間もかかる…という場合、業者を頼んで換気扇掃除はいかがですか？

10月くらいから業者もキャンペーンを開始し、早く申し込んだら割引などいろいろな特典があったりします。

だいたい、換気扇だと5000円～となっているようですね。

業者によっては、換気扇の洗浄力が強すぎて、塗装が剥げたなど…いい加減な仕事をするところも無きにしも非ず。

きちんと調査して依頼したほうがよさそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

実は換気扇も月に１度、または２ヶ月に１度くらいのサイクルでお掃除したほうがよさそうです。

最近の換気扇はお手入れランプというのがあり、大体1ヶ月半くらいで点灯するので、掃除を余儀なくされてしまいますが、普段から行なっていると、年末の大掃除がとても楽になります。

さぁ、がんばりましょう！