朝のメイクや夜のスキンケアの時に気づくと出来ている、まぶたの白いぶつぶつ。
これって何なのでしょう。
小さくてもかなり気になりますよね。
なんで出来るの?どうやったらなくなるの?
そんな疑問にお答えします!
まぶたにできるぶつぶつの正体は?
ごく小さな白いぶつぶつは、稗粒腫(ひりゅうしゅ、はいりゅうしゅ)と言われるものだと思われます。
稗粒腫とは?
角質がたまってできます。
原因ははっきりとはわかっておらず、なりやすい体質の人がいるようです。
悪性のものではないのですが、そのままだとどうしても気になりますよね。
稗粒腫は病院でとってもらうことが出来ます。
針のようなもので中の角質を取り除きます。
わりと簡単にとってもらうことができますよ。
病院へ行かずに自分でとりたい人もいるかもしれませんが、目の周りは危険なので自分でやるのはやめましょう。
黴菌が入ったり、跡になるなどトラブルの可能性があります。
とりたいときは皮膚科へ行きましょう。
目の周りのブツブツ 原因と対策
まぶただけでなく目の下など、目の周りの皮膚の薄い部分にできやすいぶつぶつ。
体質によるものと言われていますが、原因となる角質をためないようにする方法をいくつかご紹介します。
食生活で皮脂の分泌をおさえる
角質は、皮脂分泌の量に影響を受けています。
そして、皮脂分泌に影響を与えているのが毎日の食事です。
揚げ物などの脂質の多いものを好んで食べていたり、辛い刺激物、甘いジュースやお菓子など糖分の多いものをよく摂っている人は注意が必要です。
ビタミンやミネラルを摂取できる食生活に改善しましょう。
ストレス
ストレスによってホルモンバランスが崩れると、皮脂分泌が過剰に行われてしまいます。
お肌のためには、できるだけストレスを溜めないようにしたいですね。
乾燥
まぶたは乾燥しやすい部位ですが、肌表面だけでな、く内部の水分が足りなくなる、いわゆるインナードライの状態になると、皮膚は自分で皮脂を分泌し始めます。
水分を逃さないようにする自衛機能なのですが、こうして皮脂が過剰に分泌されると角質もたまりやすくなるのです。
目の周りのブツブツは老化のせいなの?
老化って嫌な言葉ですよね。
でも、若いときは出来なかったのに、年を取ってから稗粒腫が出来るようになったという人もいると思います。
原因の一つとして言えるのは、加齢によるターンオーバーの乱れです。
ターンオーバーとは新陳代謝のことですが、正常にターンオーバーのサイクルがまわらないと角質を溜める原因となってしまいます。
加齢によって肌細胞が衰えてしまうことが、ターンオーバーを乱しています。
ターンオーバーを整えるには、まず生活習慣を見直してみましょう。
良質な睡眠と栄養が必要です。
また、スキンケアの見直しもおすすめです。
刺激の強い化粧品を避ける、洗顔でごしごし洗わない、といった基本的なことができているかどうかがポイントです。
ごくごく当たり前のように思える、栄養と睡眠、基本のスキンケアですが、忙しいとどうしても楽なほうへ流されてしまいます。
自分ではちゃんとしているつもりでも、客観的にふりかえってみると、案外めちゃくちゃだったりするものです。
お肌のために、意識して改善していきましょう。
まとめ
まぶたや目の周りにできる白いぶつぶつについて、考えられる原因と対策をお伝えしました。
稗粒腫は病院でとることができますが、また新たにできたりすることもあります。
皮脂の過剰分泌で角質をためないように、日常生活も見直していきましょう。