3月3日はひな祭りですね。
雛人形はもう用意されましたか?
今回は雛人形の選び方のポイントをお伝えします。
上手に選ぶためには、飾り方や収納方法までチェックしておくことが大切ですよ。
さっそく順番に確認していきましょう。
雛人形の選び方のポイントは?
雛人形を選ぶ前に、あらかじめ飾りたい場所のスペースを測ります。
奥行きも必要で、きちんとスペースの広さを測っておくと選ぶ際の基準になり、購入する際も選びやすくなります。
次に雛人形の種類について、大きく分けて3種類あります。
- 段飾り(3段以上)
- 親王飾り(男雛、女雛のみ)
- ケース飾り
一般的に値段は、
「段飾り」>「親玉飾り」>「ケース飾り」の順です。
個人的には、ケース飾りはおすすめしません。
ケース飾りの場合、ケースが割れてしまうことがあります。
小さなお子さんの場合、乱暴して割れてしまうことは少なくありません。
また、子どもが大きくなってきても、一緒に飾り付けを楽しむことができません。
スペースがあれば段飾り、スペースがないアパートやマンションの場合は親玉飾りがおすすめです。
雛人形の飾り方で方角の決まりはあるの?
雛人形を家のどこに飾るかですが、決まりは特にありません。
方角の決まりもありませんので、各家庭の間取りで十分な場所が取れるところに飾りましょう。
家族みんなが見られる場所に飾りたいですね。
スペースを決めたら、その寸法を測っておくと、雛人形選びがスムーズにすすみますよ。
一般的に立春から2月の中旬にかけて飾りはじめる方が多いようです。
地域によっては、旧暦の三月(新暦四月)にお祝いします。
時期についても、雛人形の飾り方として厳格な決まりはないので、それぞれの家庭の都合によって決めるといいでしょう。
雛人形の収納方法って?
ひな祭りが終わったら、雛人形を片付けます。
遅くても、3月中旬までにするようにしましょう。
また、天気のよい乾燥した日に行うことがポイントです。
天気の悪い日にすると、人形が湿気を吸ってしまい、カビや虫食いの原因になる可能性があります。
収納場所は、極度に乾燥していたり、湿気が多すぎる場所を避けます。
室内の寒暖の差が少なく、風通しがよく、直射日光が当たらないような、押入れの上段などの場所にしまいましょう。
雛人形は飾っておく期間よりも収納されている期間の方が長いです。
家のどこに収納するか、収納スペースが確保できるかどうかを確認した上で、我が家に見合う雛人形を購入するのがおすすめです。
収納のポイントは以下のとおりです。
- 下段から順番に片付ける
- ほこりをはらう
- 直接人形の顔を触れない
- 柔らかい紙に包む
- 防虫剤を入れる
※お人形専用のものを使うようにしてください
下段から順番に片付けると素早く収納ができます。
汚れたままではなく、毛ばたきなどでよくほこりを落としてからしまいます。
また、おひな様の顔に直接手が触れてしまうと、手の脂が指紋の形で浮かび上がってしまうので気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたか。
最近では、雛人形を飾らない家庭もありますが、ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う日本の春の伝統行事です。
ご家庭に合った雛人形を選んで、ぜひ末永く大切に飾ってください。