PM2.5とは何ですか?健康への影響は?マスクおすすめは?

マスクをして手でバツ印をする女性
つい最近もニュースで話題になっていたPM2.5

そういえば朝起きて窓の外を見たときに晴れているのにモヤモヤっと霧のように空が灰色のような感じで
一瞬、黄砂かな?と思っていたら、PM2.5のお知らせメールが届いてやっぱりPMのせいか・・・なんて日も多いですね。

私は環境局からPM2.5が基準値を超えたときは、お知らせメールを受け取るようにしていますが、皆さんはどうでしょうか?

PM2.5が発令されたときには、気をつけるべき点がいくつかあります。

小さいお子さんがいる家庭ではとても気になることですよね。

PM2.5とは何か対策は何かをお知らせいたします。

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PM2.5とは何ですか?

PM2.5に覆われた中国
それでは世間を騒がせているPM2.5とは一体何なのでしょうか?

「Particulate Matter(粒子状物質)」の略で頭文字をとってPMといいます。

火力発電所や自動車工場などから排出される化学物質とガス状の物質が大気中で光やオゾンと反応してPM2.5が生成されます

PM2.5は非常に小さな粒子で、その成分は、

  • 炭素成分
  • 硝酸塩
  • 硫酸塩
  • アンモニウム塩
  • ケイ素
  • ナトリウム
  • アルミニウム
からなっています。

PM2.5の健康への影響は?

マスクをして体調不良の女の子
そのような粒子が空気中をさまよっているわけですから、呼吸して生きている生物は息をしている限り、自ずとその粒子を身体の中に入れてしまうことになります。

健康への影響はないのでしょうか?

前述したとおり、PM2.5の粒子は非常に小さいので、肺の奥深くまで入り込んでしまいます

気管支系が弱い方は特に注意が必要です。
喘息気管支炎のリスクを伴ってしまいます。

PM2.5に含まれている硫酸塩エアロゾルという物質は、紫外線や光化学スモッグなどと化学反応を起こし、発がん性物質に変化する恐ろしいものです。

こういったものが中国の空を覆い尽くしており、空気清浄機のフィルターは1日で真っ黒というから何とも恐ろしい話ですよね。

健康への影響が出る前に、ぜひとも自分自身でできる限りの注意をしっかり払ってくださいね。

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まず注意すべき点として

  • 洗濯物は室内に干す
  • 屋外での運動は控える
    (小学校などでは、運動会の当日にPM2.5の基準値が一定以上ある場合は順延になることもあります)
  • なるべく外出をしない
    外出する際はマスクを着用

PM2.5にマスクおすすめは?

環境局がお知らせメールで注意を呼び掛けている中に、マスクを着用しましょうとあるのですが、その種類までは唱えられていません。

マスクならなんでもいいのかというと、残念ながらそうではありません

風邪対策用のマスクなどいわゆる普通のマスクでは効果がないのです。
PM2.5の粒子はとても細かく、これは花粉のスギやヒノキと比べると、12分の1しかなく、市販のマスクでは通り抜けてしまいます

では、どんなマスクがおすすめなのでしょうか?

マスクを大きく分類すると、

  • ドラックストアなどで購入できる家庭用のマスク
  • 医療機関で使用している医療用のマスク
  • 工場などで使用する産業用のマスク
があります。

医療用マスクと産業用マスクは家庭用のものとは目的が違い、細かい規格があり、その規格によってはPM2.5の粒子を通さないものもあります。
その規格に合格したマスクが「DS2」または「N95」というマスクです。
家庭用のマスクと違い、息苦しいというのが難点です。

長時間使用しても息苦しくない立体構造になっているマスクを選びましょう。

また、せっかく規格に合格したマスクを着用していても、鼻のところに空間があっては意味がありません

  • きちんと鼻に合わせてワイヤーを調節する
  • 顎まですっぽりとかぶせる
という点に注意しましょう。

規格に合格した「DS2」や「N95」のマスクでも、特に日本製のものが安心です。
よく見ると、中国産やその他海外の製品も多く出回っています。
本当に合格していると確信が持てる日本製のマスクの方が安心ですね。

まとめ

PM2.5騒がれ出したのは、2009年くらいでしょうか。

日本でガイドラインができ上がったのはこのころでしたね。
つい最近のことですよね。

私が住んでいる福岡は特に酷く、黄砂の時期はどっちなのか区別がつかない状態です。
霧のように見えるだけに、健康への不安は深刻です。

特に子どもたちが健康で健やかに育ってほしいと願っているのに、大気中にそんな有害な物質が漂っているとなると、どう守ってやるべきか、親としては頭を抱えるところです。

外でのびのび遊ばせられないのもかわいそうに思いますよね。

しかし、私たちは自分自身の身体を自分たちで守ることしかできません。
後悔のないように、しっかりと予防していきたいですね。

ぜひ、環境局のメール配信を希望されてはいかがですか?
私の子どもの通う小学校では学校お知らせメールに付随して自動的に受信しているので本当に助かっていますよ。

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