東北の三大祭りは青森のねぶた祭り、宮城、仙台の七夕祭り、そして、秋田の竿燈まつり。
どのお祭りも有名で一度は行ってみたいお祭りですが、その中の一つ、秋田の竿燈まつりに行ったことがあります。
夏休みの旅行に検討されている方へ、私の感想が参考になれば幸いです。
竿燈まつりの感想は?
秋田の竿燈まつりは、とても迫力満点の楽しいお祭りでした。
テレビや旅行雑誌で見る限りでは、たくさんの提灯がついている大きな竿を、担ぎ手の男の人たちがいとも簡単に肩に乗せて通りを練り歩くという、夜の街に提灯の灯りがきれいな見るだけのお祭りという印象でした。
実際、行ってみてビックリしました。
提灯の灯りが夜の街に映えてきれいなのはもちろんその通りだったのですが、それよりもその大迫力に圧倒されてしまいました。
何メートルもある長くて太い竿。
肩に乗せるだけでも大変なのに、そこに何十個?も提灯がぶら下がってユラユラしているのがとてもきれいで、それがきれいなだけではなく迫力もあったのです。
そして、ただ肩に乗せて立っているだけでも相当大変なのに、掛け声とともに肩に竿を乗せて歩くのは、かなりの熟練者の担ぎ手でもかなり技と体力が必要なことのようでした。
自分の身長の何倍もあるような、太くて長い竿のバランスを取るのがとても難しそうでした。
通りを練り歩く時も竿が右や左、前や後ろに倒れそうになって、観覧席で見ている私たちの所に倒れてくるのではないかとドキドキハラハラの連続でした。
もちろん倒れてきそうでも倒れてはこないのは当然のことなのですが、担ぎ手の人は慣れたものでわざと観覧席に倒れそうにしてみたりととても芸達者で、そうされる度に観覧席から、「わぁすごい!」とか、「きゃあ倒れてくる~!」などの歓声がおこり、みんな興奮状態でとても楽しそうでした。
一瞬、まるで一緒に担いでいるような一体感さえ感じてしまいました。
色々なお祭りがある中で、一緒に踊ったり担いだりという形での参加型のお祭りではなかったのですが、まるで一緒に担いでいるような一体感のあるお祭りでした。
ただ見て、きれいだなぁと思うお祭りも楽しいのですが、秋田の竿燈まつりのように、見ていてもとてもきれいで、その上、担ぎ手と一体感のあるお祭りは最高に楽しいと思います。
そして、その凄い迫力に本当にビックリしました。
秋田の夏の夜は、暑い中、時おり涼しい気持ちのいい風が吹いてきます。
お祭りの熱気ムンムンの中、時々吹くその風が、お祭りを一層盛り立てていました。
もう一度、秋田の竿燈まつりに行きたいと思います。
竿燈まつり2017は?
2017年の開催日程は下記のとおりです。
2017年8/3(木)~8/6(日)
<スケジュール>
- 夜本番(竿燈大通り)
- 昼竿燈(妙技会/エリアなかいちにぎわい広場)
18:15 交通規制
18:50 竿燈入場
19:25~20:35 竿燈演技
20:35 写真撮影や体験ができるふれあいの時間
8/6 9:20~15:00
竿燈まつり観覧席の予約は?
有料観覧席の予約は団体予約が4/3から、個人予約が5/1からはじまっています。
席は3種類あります。
- 観覧席
S席 2600円 (中央道壁上ひな壇席)
A席 2100円 (上記以外のひな壇席および長いす席)
申込はネットかFAX、電話で可能です。
料金は大人も子供も同一です。
まとめ
観覧席でおすすめの場所は、ひな壇の階段寄りと言われています。
迫力満点の竿燈まつりを、ぜひ楽しんできてくださいね。