宮島花火大会は、とにかく混みます。
小さい子どもや高齢者を伴っていたら、暑さと人ごみで、もう大変です。
対岸の国道2号線も大渋滞。
だから車で行ってはいけません。
でも一度は行ってみたいですよね、伝統の花火大会ですから。
なんとか楽に、家族みんなでゆったりと楽しむ方法はないものでしょうか。
5月には満室になってしまう宮島のホテルや旅館。
「う~ん」と考えて探してみたら、一泊は無理でも、混雑を避けて、家族の席を確保できる方法がありました。
宮島花火をどこから見る?
今年、2016年の宮島花火大会(正式名称:宮島水中花火大会)は8月11日(木)に開催されます。
カレンダーを見たら8月11日は、なんと祝日。
新たに制定された「山の日」だそうです。
どう考えても例年以上の混雑が予想されます。
「いくら会社が休みでも、午前中から宮島に渡って場所取りをするのはイヤだな」という方もいるでしょう。
小さいお子さんや高齢者と一緒だったら、炎天下の場所取りなんて、なおさらダメです。
ちなみに宮島には病院が1つしかありません(宮島クリニック)。でも祝日なので、何かあった際には救急で対岸にあるJA広島総合病院を受診するしかないんです。
何もないことを祈りますが、もしものときのために電話番号を→【JA広島総合病院:0829-36-3111】。
さて、座って花火を楽しむだけなら、有料席という手があります(1席5,000円)。
有料席の予約・お問い合わせは、宮島水中花火大会実行委員会(TEL 0829-44-2011)まで。
例年、7月1日の午前9時から受け付けをしています。
ただし、すぐに完売になってしまうので、オススメはできません。
また行き帰りの混雑は、どうしても避けられません。
宮島花火を場所取りナシで鑑賞したい!どうする?
午後7時40分~午後8時40まで、花火の打ち上げ数は約5,000発。
とりわけ水中尺玉が100発も鑑賞できるのは、宮島だけ。
この1時間は、まさに値千金です。
混雑を避けるには、もう海の上に出てしまうしかなさそうです。
船で行って、船で見て、船で帰る。瀬戸内海汽船の【2016 銀河花火クルーズ】があります。
ディナー付きで、優雅に宮島花火大会を楽しめそうです。
お値段は大人が18,000円~27,000円、小学生が10,000円、幼児が8,000円。予約開始は7月1日の午前9時からです。
花火大会の予約は電話のみの受け付けとなっています→【予約専用電話:082-255-3344】。
やっぱり海ですね。さすが瀬戸内海!懐が広いです。
宇品海運でも【貸切高速船から見る宮島水中花火大会】を企画しています。
こちらは現在、未定となっていますが、お問い合わせは【082-255-3533】まで。
これで予約さえできれば、小さいお子さんがいても、ご高齢の家族がいても、大船に乗った気分で当日を迎えられますね。
宮島花火の隠れスポットとは?裏技的な鑑賞法!
宮島に行けなくても、クルーズ船に乗れなくても、花火は見られます。
本格的とは言えませんが、私は西区・鈴が峰の歩道橋の上から見たことがあります。
たまたま残業をした帰りだったので、無料で楽しめました。
家族揃ってとなると、さすがにオススメできませんが、お子さんがまだ小さいのなら、遠くからゆっくり花火を眺めるのもアリだと思います。
もちろん西区~地御前あたりのマンションからも、よく見えることでしょう。
その辺にお友達が住んでいたら、ラッキーですね。
実は前述のJA広島総合病院は、絶好の鑑賞ポイントです。
「もしも人間ドックを受けるなら、宮島花火大会の日に、日帰りじゃなくて入院で!」などと、密かに考えておりました。不届き者ですみません。
まとめ
宮島の花火大会は、ほんの思いつきで行ったら大変なことになります。特に小さいお子さんや高齢者は、大混雑の中で取り返しのつかないことになりかねません。
時間はかかりますが、前年からホテル・旅館を予約して(キャンセル待ちを含む)、場所取りや移動で疲れきってしまわないようにしたいですね。
移動時の混雑を考えると、クルーズ船の利用がオススメです。
ちょうどディナータイムに始まりますし。
出費の件は、花火の「ドーン!」という音と鮮やかな色彩が、きっと吹き飛ばしてくれるでしょう。