子どもの頃、ひな祭りのお祝いをしていた記憶はなんとなくあるけれど、初めての節句に祖父母も呼んで盛大にお祝いをしてもらっていたなんて、覚えていない人が多いでしょう。
我が子の健康な成長を願って行われる行事なので、お子さんのためにも、これからの親戚付き合いのためにも、マナーを守ってお祝いをしましょう。
ひな祭りのお祝いはいつするもの?
ご存知の通り、女の子の節句は3月3日「桃の節句」ですよね。
2016年だと3月3日は木曜日です。
旦那さんがお仕事だし、次の日曜日の3月6日にしてもいいの?
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、祖父母も招き、家族みんなが揃ってお祝いをしてあげた方が、お子さんのためにもいいような気がしますよね。
基本的には、3月3日の当日か、もしくは前日に行うものとされています。
祖父母が遠方に住んでいて、どうしても平日のその日に来られないならば、初節句が終わってからではなく、せめてその前の日曜日、2月28日などに行う方がいいでしょう。
親戚が集まってお祝いするのは、3月3日に近い日程で調整するとよいと思います。
1回しかない初節句ですから、簡単でもいいので、なるべく当日に家族でお祝いをしてあげてくださいね。
ひな祭りお祝い返しはどうする?
次に、初節句のお祝いに対するお返しについてご紹介して行きましょう。
基本的に赤ちゃんへのお祝いに対しては、お返しは不要という習わしになっています。
赤ちゃんには当然のことながら経済能力がないからです。
その代わり、お祝いを持ってきてくれた方に、お食事などでおもてなしをするというのが通例なのです。
ただ最近では、簡単なお返しをするケースも増えてきています。
その場合は、内祝いとして、タオルやお菓子、洗剤といったものを送る人が多いようです。
また、お子さんの名前が入ったカステラや、写真入りの茶筒に入ったお茶など、オリジナルのお返しも増えていますよ。
ひな祭りお祝いに手紙を?
最後にお祝いのお礼の手紙です。
昔なら、必ずと言っていいほど、お礼の手紙を書いて送るのがしきたりでしたが、最近ではギフトショップにお返しの品を注文すると、写真入りのお礼状がついてくるサービスが増えています。
ただ、それだとちょっと味気ないですよね。
特に祖父母に対しては、簡単でいいので、手紙を書いて、そこに当日取った写真などを同封して送るのが一番でしょう。
感謝の気持ちを伝えるには、手書きの手紙がおすすめです。
まとめ
初節句は赤ちゃんもまだ小さくて、ママは方々に気を遣うのは大変かもしれません。
- まだ若いから
- 初めてのことだから知らなかった
素敵な初節句をお迎えくださいね。