冬は大人も子どもも風邪を引きやすくなりますね！
特におなかの調子が悪くなることもしばしば・・・離乳食期の赤ちゃんを持つママは「離乳食は食べさせても大丈夫なの！？」と悩んでいる方も多いはず！
風邪の症状別に離乳食についてまとめました。
赤ちゃんが風邪で下痢のとき離乳食は？
低月齢の赤ちゃんのうんちは普段からゆるめなので、下痢と区別が付きにくいですよね。
赤ちゃんの下痢は、水状のうんちが一日に6回以上出る場合「下痢」と判断してよいでしょう。
下痢の時でも赤ちゃんの食欲があれば離乳食を控える必要はありません。
しかし、離乳食の硬さの目安は「便と同じ硬さ」です。
水状の便の時は、スープや湯冷まし、番茶などを。
少し固形になってきたら、おかゆやうどんなどを与えてもよいでしょう。
下痢の時は脱水状態になることもあるので、なるべく水分をとれるように離乳食は普段よりも水分を多めに作るのがおすすめです。
離乳食 風邪で嘔吐する時どうする？
赤ちゃんが嘔吐するのを見るのはママも辛くて、気持ちも焦ってしまいますよね。
赤ちゃんが風邪で嘔吐をした場合、たいていは数時間絶食をすれば自然に嘔吐がとまります。
もし吐き続けて、おしっこも出ない場合は脱水状態になっているので急いで病院で点滴などの処置を受けましょう。
嘔吐が続くときはまず離乳食はいったんストップします。
脱水状態になるのを防ぐために水分補給が大切ですが、一気に飲ませるとすぐにまた吐いてしまいます。
なので、スプーンで少しずつ少しずつ飲ませるようにして様子を見ましょう。
半日ほどして嘔吐がおさまって赤ちゃんに食欲があるようなら、おかゆなどを与えます。
赤ちゃんが機嫌よく、元気そうなら徐々に普通の食事に戻していきましょう。
赤ちゃんが離乳食を風邪で食べない？
赤ちゃんが下痢や嘔吐などの風邪で離乳食を全く受け付けなくなると、「栄養が足りなくて風邪が治らないのでは！？」と心配になるママもいますよね。
でも焦らなくても大丈夫！
風邪で赤ちゃんの食欲がなくなる時は、「胃腸の働きが不十分だから、食べる量を減らして胃腸を休ませよう」ということで、脳が食欲低下を指令している時なのです。
赤ちゃんが食べたいときは好きなものを好きなように食べさせて、食べたくないときは様子を見る、というように赤ちゃんの自然治癒の力を信じましょう。
まとめ
赤ちゃんが下痢や嘔吐などの風邪で苦しんでいるのを見ているのは本当に辛いですよね。
夜中に症状が出てくると「夜間救急に駆け込まなくては！」とおろおろしたり、ママも眠れなかったり…。
下痢や嘔吐などの風邪症状は自然に治っていくものがほとんどなので、赤ちゃんの全体の様子をよく観察して、落ち着いて赤ちゃんに接しましょう。
赤ちゃんの自然治癒力を信じて、ゆったりとした気持ちで回復を待てば良いのです。
赤ちゃんは意外と強いものなのですよ。
