スーパーや産直所などでおいしそうなりんごを目にする季節になりました。
やはり赤ちゃんにも旬のおいしいりんごを食べさせたいですよね!
「でも、離乳食を始めたばかりでどうやってりんごを食べさせたらいいのかわからない!」なんて疑問をもつママも多いのではないでしょうか?
りんごを食べることはママにとっても、赤ちゃんにとっても良いことづくめ!
りんごを使った初期の離乳食についてまとめてみました。
離乳食のりんごの栄養って?
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」なんていうことわざがあるように、りんごは栄養価が高いことが知られています。
入院のお見舞いにはりんごが定番なのもそのためです。
ではどんな栄養があるのでしょうか?
りんごの主成分は主に糖分です。
ビタミンは意外と少なく、そのかわりにミネラルのカリウム、ペクチンやセルロースなどの食物繊維が豊富に含まれています。
風邪の時にすりおろしたりんごを食べるといいと言われるわけは、ペクチンの粘膜保護作用とリンゴ酸の消炎効果が期待されるからなのです。
また、便秘の時にも食物繊維が豊富なりんごが大活躍。
便秘気味の赤ちゃんにはすりおろしたりんごを試してみましょう。
その反対に下痢になったあとの回復食としてもりんごのすりおろしがおすすめです。
りんごの消化のよさと、ペクチンの粘膜保護の働きにより、脱水症状を防ぐことができるのです。
「風邪の時にはまずりんご!」は赤ちゃんにも鉄則ですね!
離乳食のりんごのすりおろし方って?
離乳食が始まったばかりの赤ちゃんにりんごを食べさせるなら、すりりんごが定番ですよね。
でも、大根おろしをすりおろすようにりんごをすりおろすと、りんごの繊維質が残って、
舌触りが悪くなることってありませんか?
母乳やミルクしか口にしたことのなかった赤ちゃんは、舌触りの悪いものは苦手とする傾向があります。
もし、ちゃんとりんごをすりおろしてるのに赤ちゃんが食べてくれない!
と悩んでいるママがいたら、次のようなすりおろし方をお試し下さい。
- りんごを前後にすりおろさず、円を描くようにすりおろす。
- 電子レンジ(500W)で20秒ほど加熱する。
以上です。
とっても簡単ですが、りんごがなめらかで繊維質が引っかからず、初めてりんごを口にする赤ちゃんにも食べやすいのです。
お試しください!
離乳食の初期メニューはりんごが大活躍?
離乳食にすりりんごをそのまま食べさせるのももちろんいいのですが、たまにはすりりんごを使ったメニューを作ってみませんか?
(参考 http://cookpad.com/recipe/2108574)
<材 料>
さつまいも 10g
りんご 10g
レモン汁 1滴
<作り方>
①さつまいも(皮をむいたもの)を火を通しつぶす。
②りんごをすりおろして、①とレモン汁とまぜる。
(参考 http://cookpad.com/recipe/1478188)
<材 料>
りんご 1/8個
かぼちゃ 5㎝角1個
白湯 大さじ1~2
<作り方>
①りんごはすりおろす。
②かぼちゃは皮と種を取り除いて火を通しつぶす。
③①と②をまぜて、白湯でなめらかにする。
他にも、すりおろしたりんごをおかゆに入れるのも赤ちゃんに人気です。
おかゆを食べなくなってきたな、と感じたら、りんごに助けを求めるのもおすすめです。
まとめ
秋の味覚の代表ともいえるりんご。
ぜひ家族そろってたのしみたいですよね!
また、これから寒くなって赤ちゃんが風邪をひいたり、おなかをこわしたりすることがあれば、まずはりんごの力を頼ってみてはいかがでしょうか。
真っ赤なりんごのように、赤ちゃんもりんごのようなかわいいほっぺたで、たのしい秋が過ごせますように!
りんごパワーで赤ちゃんもママもにっこり笑顔になりますように!