年齢を重ねていく度、若いときとは違い肌のハリは無くなって顏全体が段々乾燥してきてはっと気づいたときにはゴワゴワの肌が鏡に映りはっと溜息…加齢によるものだから仕方ない…と諦めていませんか?
皮膚科に行こうと思っても加齢によるものと診断されたらどうしよう…と悩んでませんか?
カサカサでかぶれた状態ならば皮膚科を受診することをお勧めします。
私も40代の頃、突然かぶれた状態でカサカサになりアトピーの名医と言われる先生がいらっしゃる皮膚科を受診しました。
そのときの治療法とアドバイスを受けたことをお知らせしたいと思います。
顏のごわつき乾燥で悩んでいる方の助けになれば何よりです。
乾燥肌の対策が顏には必要?
子供の頃の角質層は水分が抜け落ちないのでぴんと張った状態を保つことができますが歳をとるとその角質層のバリア機能がうまく働くことができず水分が低下してしまうのです。
それが乾燥肌を引き起こすおもな要因です。
もちろん、季節的な乾燥が要因の場合もあります。
冬の乾燥した時期にカサカサになるのか夏場でも乾燥しているのかによっても違ってきますが、いずれにしても乾燥を見逃しておくと肌の老化につながりますので正しいケアを怠らないようにしましょう。
顔が老化してしまうなんて、絶対に避けたいですよね。
では乾燥肌の対策はどのようにすればよいのでしょうか。
乾燥肌の対策はスキンケアを見直す?
あなたはどのようなクレンジングを使ってますか?
ひょっとすると現在主流となっている「オイルクレンジング」を使っているかも知れませんね。
油の汚れは油で落とすという原理に適っていてメイクもさっと落ち、非常に便利な商品です。
夏場はそれでもいいのですが、空気が乾燥する冬場はもしかしたらそれは「落としすぎ」となってしまっているかもしれません。
季節に応じてクレンジング剤をクリームタイプやミルクタイプなど使い分けてみてはどうでしょうか?
それだけで乾燥肌が改善することもあります。
また、スキンケア用品の使い方にも気をつけるポイントがあります。
良かれと思い長い時間、クレンジングで肌をこすってませんか?
表皮はわずか0.2ミリ程度の厚さしかありません。
そこをゴシゴシ擦ったら肌にダメージを与えるのは言うまでもありません。
また、洗顔するときに熱いお湯で洗ってませんか?
それは絶対にNGです!
寒い冬でも洗顔するときは水で洗いましょう。
なぜかというと、食器を洗ったときのことを想定してみればお分かりいただけると思いますが、食器を洗った時、水ですすぐのとお湯ですすぐのはどちらが早く水切りできるでしょうか?
「お湯」ですね。
洗ったそばから水分が飛んでいってるのがわかりますよね。
それと同じ状態が肌でも起こっていると思ってください。
お湯で顔を洗うということは肌を乾燥させるということなのです。
いたわっているつもりが逆効果なのです!
皮膚科の先生が力説していたのは「水で顏を洗いなさい。肌を甘やかしてはいけません!」でした。
乾燥肌を対策する保湿ケアの方法とは?
正しい洗顔方法をマスターしたら今度は肌の内部の水分を逃がさなくすることです。
洗顔後は急激に水分が蒸発してしまうので、できればすぐに保湿ケアを行うことがポイントです。
だからといって化粧水をばしゃばしゃつければいいというものではありません。
しっかり肌に浸透させるようにコットンを使うよりも手に化粧水をなじませゆっくり肌に手をあててケアしていきます。
強くパッティングするのではなく優しく、優しく肌に水分が浸透するまでだいたい3分から5分手を頬に押しては離しを繰り返してみましょう。
きっと手が肌に吸着する感じになっていくかと思います。
そうなったら肌は水分を補えた状態です。
充分水分を補給することができたら、今度はその水分を逃さないように油分で蓋をしましょう。
その役割を果たすのが乳液であったりクリームであったりします。
但し、つけすぎは厳禁!
洗いすぎによって水分を失ったことが原因ならばまずは洗い方を改善するだけで変わってきます。
まずはそこから改善しましょう!
それでも改善しない方!
もし上記の方法でも改善しないなら私が皮膚科に通ったときの治療法をご紹介します。
ちょっと勇気がいるのですが、「一度素に返る」すなわち、何もしないこと。
何もしないこととはつまり化粧をしないこと。
これは40代50代の方ならかなり勇気がいることだと思います。
そして、一切基礎化粧品を使わないこと。
どういうことかと言いますと、肌は常に新陳代謝を繰り返し生まれ変わっています。
これをターンオーバーというのですが、調子が悪い(急に肌が乾燥したなど)ときは思い切ってターンオーバーの期間は何もしないこと。
肌が入れ替わってしまえばまたお化粧してもいいですがそれまではぐっと我慢。
②そのまま放置。
③当然つっぱった感じがしますが我慢。
④外出する際は日焼け止めだけは塗ってok(ノンケミカルのもに限定)。
⑤化粧はしない(いくらなんでも酷というのであれば眉だけは書いてもいいかと)。
⑥夜も水だけで洗顔。
⑦そのまま何もしない。
最初はつっぱりがとても気になりますがターンオーバー(個人差はありますが28日~56日程度)の時期を過ぎたら乾燥していた肌が改善していると思います。
人間の自然治癒力を利用した治療法です。
その期間過ぎて改善しないということであれば何か他の要因が考えられるのでぜひ皮膚科に行くことをお勧めします。
まとめ
以上少し過激な方法もご紹介しましたが、私が実際通って皮膚科医から告げられた方法で見事改善したのでご紹介しました。
それまでありとあらゆる高価な化粧品を試してみていたのですが基本的な使い方をすれば、特別高価なものを使わなくても充分ケアできる部分はあるのだと実感しました。
まずはご自身の使い方等を見直してみてはどうでしょうか?勿論、外からのケアだけでは充分とは言えません。
充分な睡眠と食生活を見直すことによって改善されることもあります。
睡眠時間は足りてますか?肌にいいのは最低6時間は睡眠をとることだと言われてます。
また、食生活は偏ってませんか?
インスタント食品やお菓子の食べすぎは当然ながら肌にもいい影響は及ぼしません。
バランスのよい食生活を心がけ生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。