日射しが強くなり、紫外線が気になりはじめると、日焼け止めが必要になってきます。
普段のメイクにプラスしたらよいのでしょうが、どのタイミングで塗ったらよいのかわからない人は多いです。
そんな人のために、日焼け止めとはどういうものなのか説明したいと思います。
日焼け止めと化粧下地を塗る順番は?
シミやそばかすを作りたくないのなら、日焼け止めは必須ですね。
紫外線は年々強くなっているので、予防は必要です。
メイクをしない人は、そのまま日焼け止めを塗ったらよいのですが、メイクをしている人は、どの順番で塗るのか、考えてしまいますよね。
そもそも日焼け止めと化粧下地の違いは知っていますか?
最近では、
- 化粧下地にも日焼け止め効果があるものがある
- オールインワン化粧品にも日焼け止め効果があるものがある
基本的には、
- 日焼け止めは、紫外線から肌を守る役割を持つ
- 化粧下地は、ファンデーションのノリをよくする役割をしている
そして塗る順番は、基本的には、日焼け止めが先です。
理由は、
- 紫外線を防ぐためには、顔にムラがないように塗らなくてはいけない
- 化粧下地は、ファンデーションのノリをよくする役割をもっているので、ファンデーションの直前に塗らないと意味がない
ということです。
日焼け止めの効果ってどのくらい続くの?
日焼け止めに表示しているSPFとPAで効果の違いがでます。
ではSPFとPAとはなんなのでしょうか?
SPF
紫外線を浴びた肌が赤くなるまでの時間(約20分)を長くできるか表したもので、SPF1だとは約20分遅らせることができるということです。
もしSPF5と表示されていたら、20×5で100分間、日焼け止め効果があるということです。
PA
肌が黒くなるのを防ぐ数値で、PA+からPA++++の4段階にわかれています。
この2つの数値が高いほど、日焼け止め効果はあるということです。
日焼け止めで肌荒れって起こるの?
SPFが高いと日焼け止め効果も高いですが、肌に負担がかかってしまうのも事実です。
成分には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が配合されているのですが、この2つは肌荒れと乾燥の原因になる恐れがあります。
そうならないためにも使い分けは重要です。
普段の買い物や洗濯物を干す程度なら、SPFもPAも低いもので十分に効果が得られ、肌にも負担は少ないです。
しかし一日中外で過ごすプールやアウトドアの場合は数値が低いと紫外線を遮ることができないので数字が高めの日焼け止めが必要になってきます。
日焼け止めはシーンによって使い分けるのがよいです。
まとめ
日焼け止めは紫外線を防ぎ、化粧下地はファンデーションのノリをよくするものなので、全く別物とわかりましたが、最近は日焼け止め効果のある商品もあるので、しっかり日焼けを防ぎたい人は、日焼け止めを塗ってUVケアのできるファンデーションを使用するとよいと思います。