普段スーパーなどでたけのこの水煮は簡単に手にすることができますが、生のたけのこをゆでると格別なおいしさです。
簡単でおいしいたけのこのゆで方をご紹介します。
たけのこのゆで方 簡単に?
早速ですが、基本のゆで方についてご紹介していきます。
まずは下処理からですね。
たけのこはあく抜きが必要な食材です。
- たけのこを洗い、汚れを取る。
- 穂先を斜めに3㎝ほど切り落とす。
力が要るので気をつけてください。 - あらかじめ皮を2、3枚むいておく。
こうすることで、ゆで時間を短縮できます。 - 包丁で縦に一本切れ目を入れる。
火が通りやすくなります。また、ゆであがってから皮が向きやすくなります。
次に、ゆでていきます。
- たけのこが隠れるくらいの水を沸騰させ、米ぬかをカップ1杯入れる。
- 落とし蓋をして、40分から1時間煮る。
- 串を刺し、柔らかさを確認する。
- よければ、ゆで汁のまま冷ます。
- きれいに皮をむき、米ぬかを洗い落とす。
- 水を張り、水につけ保存する。
以上が基本的なゆで方の手順です。
たけのこのおいしいゆで方のポイントは?
ここでちょっと付け足しの情報、おいしいゆで方のポイントです。
- たけのこの根元の硬い部分が苦手な方は、前もって削っておいてからゆでるとよい。
- たけのこの皮を少しつけて煮ると、皮がアク抜きの効果を発揮。
- ゆでる際に水が減っていくので、こまめに足し水をすることが大切。
- ゆで時間によって食感や風味が変わる。
コリコリとした食感を求めるのであれば、ゆで時間は少し短め30分前後、風味を逃がしたくない方も30分前後にするといいそうですよ。
- たけのこは、真っ二つに切ってからゆでると時間短縮になります。
風味は多少軽減しますが、大きな鍋が用意できないときに有効ですね。 - ゆでる際に水からゆでると、たけのこの内側と外側に、食感の差が出ないと言われています。
- 唐辛子を一本入れると、えぐみが取れ、日持ちもします。
たけのこのゆで方 米ぬかがないときは?
うちには米ぬかがない、用意できない、なんてこともありますよね。
そんなときに米ぬかの代わりに使えるものをご紹介します。
- 米のとぎ汁を使う
- 無精米で米のとぎ汁が出ない方には、生米を入れてゆでる
まとめ
朝一番に採れたたけのこを食すのが一番おいしくいただけると言われています。
掘り出された途端に、旨み成分がえぐみ成分に変わってしまうからだそうです。
えぐみ取りに手間をかけて自分の手でゆでたたけのこは、いつもと一味違うのではないでしょうか。
旬の時期だからこそ、おいしいものをよりおいしくいただきたいものですね。