朝からおせち料理を食べたり、お酒を飲んだり、こたつでテレビを見ながらゆったり過ごすのって、お正月の醍醐味だと思います。
ところが、お正月を過ぎて「しまった~!」と後悔することってありますよね。
そう、楽しいお正月のあと悩まされるのが、正月太りです。
正月太りの予防や解消方法を調べてみました。
正月太りの原因とは?
半数以上の女性が正月太りの経験があり、体重の増加は平均2kgだとか。
1週間弱の正月休みの間に、なぜそんなに太ってしまうのでしょうか。
それはどうも、正月特有の環境に原因があるようです。
- 食べ物がたくさん周りにある
正月準備で買い込んだ、美味しい食べ物が家にたくさんあり、
いつでも食べられる状態にあります。
- ゆっくり食べる
普段と違い、正月はゆっくり食べて過ごします。
少しずつ時間をかけて食べると、胃が満腹感を感じにくくなるので、いつもよりたくさん食べてしまうのです。
- 味が濃い
正月料理は味が濃いものが多いので、水分を多く摂るようになります。
それがむくみの原因になります。
- 動かない
寒い上に、ゆったり過ごす雰囲気なので、じっとしていることが多くなり体を動かしません。
するとリンパの流れが悪くなり、むくみに繋がります。
この、誰もが身に覚えのある正月の過ごし方が、短期間で一気に太る原因になっているのです。
また、正月太りの怖いところは、季節柄、もとに戻りにくいところにあります。
寒くなると、体は熱を逃さないよう脂肪を蓄えるようになるので、食べた分どんどん吸収しまうのです。
正月太りを予防するには?
こんな厄介な正月太り、前もって予防したいですよね。
食事量を制限するのが一番ですが、それがなかなかできないから困るんですよね。
食べちゃダメ!なんてピリピリムードだと、楽しいお正月が台無しになってしまいます。
食べながら予防する方法を考えてみましょう。
- 野菜をはじめに食べると、血糖値があがりにくく、
脂肪を作るインスリンの分泌がゆるやかになるので、太りにくくなります。 - 体が冷えていると脂肪をため込もうとするので、温かい飲み物を先に飲んで、体を温めてから食べると良いでしょう。
- 生姜は、体を温めリンパの流れをよくする効果があります。
おせち料理に入れたり、飲み物に入れて摂取するなど、工夫してみてください。 - 味が濃いと水分をとってしまうので、塩分を控えめに。
正月太り解消のための運動
それでもやっぱり正月太りしてしまった!
そんなときは、早く元に戻したくて、激しい運動や食事制限をしたくなるかもしれません。
でもそれでは長続きしませんし、体調を壊してしまう恐れがあるので注意が必要です。
おすすめは、誰でも簡単に無理なく続けられる運動です。
- ウォーキング
- ストレッチ
- ラジオ体操
- 腹式呼吸
腹式呼吸や足の上げ下げなどは、テレビやパソコンに向かいながらでもできます。
時間のとれない人や、外に出るのが億劫な人でもできるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
誘惑の多いお正月ですが、上手に予防しつつ過ごせるといいですね。
正月太りの対策に少しでも力になれたら嬉しいです。