妊活中は自分の体の状態に気を遣いますよね。
冷え性は妊娠しにくいなんて聞くと、焦ったりナーバスな気持ちになるかもしれません。
そんなときこそ、冷え性が妊娠にどうつながっているのか、冷静に理解して対策を行いましょう。
おすすめの改善法も紹介します！
冷え性の人は妊娠しにくいって本当？
まずはじめにお話ししたいのが、冷え性のことです。
私たちは身体の健康を維持しようと、血液を循環させ、いろいろな機能を果たしていますが、身体が寒いと感じると、まず最初に主要な部分である心臓や内臓が集中している真ん中に血液を集めて、体温を維持しようとします。
そうすると、末端部分まで血液が循環しなくなり、手や足が冷たくなってしまいます。
冷え性の人は、その血液が流れる血管がなんらかのトラブルで硬くなり、血液が循環しにくくなってしまっています。
血液が心臓などの主要な内臓に集中してしまうので、子宮まで血液が十分に流れなくなり、冷たくなります。
冷たくなった子宮は働きも弱まり、栄養やホルモンも摂れない状態が続き、卵子の育ちが悪くなるので、妊娠に至らない可能性が高くなります。
また、受精したとしても、子宮が弱っているため、妊娠しにくい状態になってしまうのです。
冷え性のチェックリストとは？
冷え性が原因で妊娠がしにくいとわかったところで、自分の冷え性を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
- 足腰が日常的にだるい
- 疲れやすい体質
- 冷えるとお腹が痛くなり下痢になる
- トイレの回数が人より多い
- 足がよくむくむ
- しもやけになる
- 肩こり
- 風邪をひきやすい
- ストレスを感じる回数が多い
- 生理不順
- 生理痛がある
以上のチェック項目で、該当する個数が多いほど、冷え性の可能性が高いです。
冷え性を放っておくと、女性ホルモンの分泌も悪くなり、妊娠の可能性も低くなる恐れがあります。
できるだけ該当数を減らすためにも、次に紹介する改善法を取り入れてみてください。
冷え性の改善法で妊娠しやすい体を目指す？
一番にしたいのが、子宮がある下腹部を温めることです。
そこでオススメは芯から温める入浴です。
ぬるめのお湯に、自分の好きな入浴剤を入れたり、音楽をかけたりして、ゆっくり入ると、身体の芯まで温められてリラックスもできるので、冷え性の改善に役立ちます。
足湯も身体を温めてくれて、特に下半身を温める効果があるので、試してみるのもよいと思います。
他には温かい食べ物や飲み物が身体も温まるし、気持ち的にもホッとしますよね。
- オススメの成分
ビタミンEは、血行を良くする働きがあり、緑黄色野菜や穀物に入っています。 - オススメ食材
香辛料やネギは冷えに効き、血管を拡張し、燃焼してくれて、体温を上げてくれます。
まとめ
昔から冷えは病気につながるものだと言われています。
冷えを改善することで、妊娠しやすい身体になるのなら、実行してみる価値はあると思います。
子宮の冷えを改善し、妊娠しやすい体質に向かって頑張ってみましょう。
