赤ちゃんのインフルエンザの予防接種の時期は?効果は?副反応も心配!

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暑かった夏も終わりに近づき、気づけば暦の上ではもう秋。

何か忘れてはいけないことがあったはず・・・そう!

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種です!

「でも、いつ予防接種をしたらいいんだろう?」
「予防接種してもどうせ効果ないんじゃない?」
「副反応があったら心配だなぁ・・・」

不安がいっぱいですよね。

大切な赤ちゃんをインフルエンザから守るために、まずはお母さんがお勉強をすることから始めましょう。

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種を受ける時期は?

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インフルエンザの流行のピークは1月から3月。

しかし、11月くらいから少しずつ感染が広がる傾向があります。

赤ちゃんの場合、予防接種ができるのは6か月を過ぎてからになります。

そして13歳以下の子供は通常二回接種(1回目と2回目の接種を3~4週間はあける)をして抗体をつけます。

そのため、気がついた時にはインフルエンザが大流行!という事態を避けるために、早めの準備が大切になります。

またインフルエンザの予防接種は、接種後効果が現れるまでに1~2週間かかります。

なので、遅くとも12月中には終えておけると安心ですよ。

流行の時期から考えると
1回目の接種;10月下旬~11月初旬
2回目の接種;11月下旬~12月初旬

この期間でスケジュールを組めば、正解!と言えるでしょう。

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種の効果はあるの?

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種は約3000円。

2回接種をするため、合計約6000円かかります。

(病院や自治体によって多少異なることがあるので確認をしましょう)

これだけの費用をかけて、一体どれくらいの効果があるのでしょう。
家計から6000円捻出するのも楽じゃありません!

気になる効果のほどは・・・厚生労働省の調査によると、「6歳未満の子供に対するインフルエンザワクチンの効果は、発熱を指標とした場合、20~30%の有効率」とされています。

「・・・たったそれだけ?」って思いますよね!

予防接種をしたからと言って、100%インフルエンザを予防できるわけではないのです。

ちょっぴりショックですよねー。

ですが、予防接種を受けて少しでもインフルエンザを発症する子供が減れば、重い合併症(最近では脳症を発症する例があります)などを患う子供も減るのです。

この点からもインフルエンザの予防接種は有意義なものと言えるでしょう。

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種の副反応が心配!

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どんな予防接種にも接種後の副反応はつきものです。

予防接種を受けるたびに心配になってしまうママも多いでしょう。

ではインフルエンザの予防接種の副反応はどんなものがあるのでしょうか。

接種をした場所に起こる副反応
接種を受けた人の10~20%の人は、赤くなる、腫れる、硬くなる、熱を持つ、痛くなることがあります。

しかし、これらは2~3日後にはなくなります。

全身の副反応
接種を受けた人の5~10%の人は、発熱、悪寒、頭痛、嘔吐、下痢などの症状が出ます。

これらも2~3日後にはなくなります。

これら以外の重篤な症状
非常にまれですが、アナフィラキシー症状急性散在性脳脊髄炎肝機能障害などの症状が起きることもあります。

予防接種当日の赤ちゃんの体調で不安な点があれば医師と相談をし、不安を解消してから予防接種を受けさせましょう。

また、接種後の赤ちゃんの様子が明らかにおかしいと思うときはすぐに医師に連絡をしましょう。

まとめ

赤ちゃんのインフルエンザの予防接種についてご理解いただけたでしょうか。

こうして早めに準備をすることでインフルエンザは対策ができるのです。

大切な赤ちゃんを守れるのは、お父さんお母さんだけです。

また、予防接種を受けることで周りの子どもたちへの感染も防ぐことができるということも大切ですね。

インフルエンザの予防接種についてまずは理解をすること。

そして大人が毎日の手洗いうがいをして、インフルエンザから赤ちゃんを守りましょう!

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